2011年11月6日

初めてこのブログに完成した!と報告したのは一年以上前のことだったと思います。その後何度もこのブログに、今度こそ完成した!と報告しては、また新しいことに気がつき、さらに高みへと突き進むこと足掛け2年、以前私の‘本’を出版した時に匹敵する、いやそれを超える時間と労力を使いました。私の人生の中でも、あの世に行ってからも残る一大傑作となるのでは!!と、自負しています。

この数日、ドイツ語の翻訳に目を通し、通常のPCでは打てない音楽記号をそこに入力しつつ、わずかな私のドイツ語の知識でわかる程度の質問をし、その回答や、翻訳者側での修正に応じたりという日々を過ごし、一昨日完了しました。そしてこの一年半に亘り、様々に変遷しながら当初よりはるかに進んだ(と自負しているところの)校訂文になるまで、共に?(笑)付き合ってくださった、英訳の梶川さんから最後の(計2〜30回目ぐらい目の?)直しをいただき、それに目を通した結果、とうとう,‘ウン、これでよし!!’と自分で納得できましたので、ついに完了宣言をこの場を借りていたします!ばんざ〜い!

これまでいろいろ付き合ってくださった方々に心より感謝いたします。より正しい“新世界から”を作成するため、適切なアドヴァイスをくださりながら何度も楽譜の打ち込み(‘シベリウス’(PCで楽譜作成をするソフトの名前)を使って)の修正に応じてくださった平野さん、ブルックナーの校訂で腕を上げられた川崎さんからのアドヴァイス、そして何度もスコアの作成(プリントアウト、製本等)に協力してくれた、NCの事務局の皆さん、特に山本さんにはPCの腕を駆使してもらい、自筆譜の切り貼り集を、とても品良く、格調高く仕上げてもらいました。しかも私の都合により何度も何度も修正を依頼しても、いやな顔一つせず?協力してくれました。

来春のヤマハ・ミュージック・メディアからの出版が楽しみです。おそらく新しいスコアの形態として話題を呼ぶでしょう(と期待しているのですが)。一足先にその内容をお知りになりたい方は、このブログにご連絡ください。全ての資料(3ヶ国語での校訂文、その根拠の自筆譜集、新版のスコア、必要とあれば、非常に使いやすいい全パート譜)を添付で(無料)お送りいたします。

コメント (2)

  1. こんばんは。
    以前「みんなのオペラ」で2003年、2004年のゴロー、
    2005年のモノスタトスとして、「西尾幸紘」の名前で
    出演しておりました者です。
    今は真言宗僧侶になって、ステージネームごと変えています。

    1999年に本名さん指揮の「魔笛」に出て以来、
    ピリオド奏法がスタンダードになってしまい、
    歌唱に取り入れることはもちろんのこと、
    オペラなどの指揮についてもその方向を
    要求する人間となってしまいました。

    もちろん内藤さん同様、(足下にも及びませんが)
    資料研究も状況の許す限り行い、
    歌手としてもリートで自筆譜に基づく公演をしております。
    いずれはモーツァルトやベートーヴェンのシンフォニーなども、
    同じ形で演奏できたら、と考えています。

    内藤さんのご著書は出てすぐに読ませていただきました。
    音源のページがなくなったこと、残念に思っておりますし、
    特に第九の公演は関心の高いところでして、
    大阪在住のため行けなかったので、
    CD化されないかと願っております。
    東京に住んでおりましたら、練習の見学など、
    通わせていただきたいところなのですが、
    とても残念でなりません。

    さて、「新世界から」の楽譜等一式、
    今後の資料研究のお手本として勉強させていただきたく、
    パート譜も含めて、送っていただけませんでしょうか。
    よろしくお願い致します。

    コメント by 梵智惇声 — 2011/12/10 土曜日 @ 23:21:48

  2. 梵智惇声様
    コメントありがとうございます。【新世界から】の一式を添付でお送りしますのでアドレスをお教えくださいませ。拙著の音源はNCのホームページリニューアルの時に誤って消えてしまいました。またグレードアップして再登場させたく思っています。当時なかった音資料も増えましたし。【第九】は多分来年CDになると思います。結構びっくりですよ。でもそれはベートーヴェンのたっての願いに叶ったものです。ということは、いかに通常の第九が嘘かって言うことの裏返しですが。今日は一昨年ブラームス集をやった録音を整理していました。多分これも来年CDになるはずです。これもびっくりですよ。みな作曲者のたっての願いどおり演奏しただけなのですが!ブラ1の頭は2つ振りのAllegro un poco sosutenuto を彼は絶対であるとして本人がそのように演奏していました。なぜか20世紀以降は6ッつぶりで堂々たる!これは絶対にダメだといっているブラームスの書簡が近年本になりました。まさにびっくりですね。それにもちろんピリオドですから、とても軽いさらっとした、でもロマンチックな演奏です。おそらく本人自身が初版が出る前に演奏して回っているときはそういう風にやっていたのでしょう。ブラ4の序奏も本人がそう演奏して廻っていたものを取り入れました。おそらくどちらも世界で初めてでしょう。新世界や、フィンランディア等々どれも拙著を出した3年前にはまだ私自身気づいてなかったことです。世の中にはまだまだいっぱい間違いがありますね。今日のブログに1月号の「音楽の友」に載った記事を添付しました。そういったことが書かれています。

    コメント by tnc — 2011/12/15 木曜日 @ 1:07:20


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